愚か者死すべし×精霊の守人

ぼちぼち読みすすめたので個人的感想を。
ネタバレしています


〈愚か者死すべし〉
ハードボイルドにありがちですが
沢崎さんは典型的な事件巻き込まれ型です
頑固で自分のポリシーを譲らないのでかなり周囲の人間に煙たがられていたり
依頼を断りながら事件に首を突っ込んだりしてややこしいことになってみたり
それで報酬は受け取らなかったりするので
実はこのひとMなんじゃ…と思います（笑）
複数同時発生の事件に同じ人間がまたがって関わっているので（一人は事件AとB、もう一人はBとCなど）一気に読まないと理解できませんでした（…）

前から気になっていたのですが
K察ってゲイのヒトは入れないのですかということ（…）
一生隠しとおす覚悟で入庁しなきゃいけないのか…たいへんだな
そういえば相棒でもゲイのK察 官の事件ありましたね
そのときも偽装結婚（！）とかでへえーと思った記憶があります
スッチーデカとかハゲズラデカ？とかあるし
そろそろオネエデカとかでてきそうなものですが（笑）

渡辺さんてどんな人だったっけ…9年もたてば忘れるよ！（苦笑）
次回作も読もうかな

〈精霊の守人〉
ファンタジーだと思って読んだら中身はハードボイルドだった、という感じ（え）オッケーこれならワタシの守備範囲です（笑）
王宮から命を狙われる精霊の卵を宿した少年（第二皇子）を女用心棒（30才！）が守りぬく、というお話

とりあえず主人公が30才とかより
しょうねんがたまごをうえつけられるというのに吹いた
赤ちゃんとか青年とかよりも何かエロンヌ…と思うのはワタクシだけですか

世界観は大和時代とかアジアンテイストな感じですが内容は割とシビアなんじゃないかなあ…歴史とか政治とか考えさせられました

3部作なんですね　機会があれば読みたいです